こんにちは西里です!
ブログでは初めての登場となります、どうぞよろしくお願いします^^
先日ワイズデイの社員みんなで、福岡県糸島にあるRitzwellの工場
『Ritzwellシーサイドファクトリー』に行ってきました!
本日はその様子を皆様にご紹介します。
のどかな田園風景と穏やかな海が広がる自然豊かな場所に、
Ritzwellシーサイドファクトリーはあります。
綺麗に整った庭を抜け建物に入ると、凛とした佇まいの椅子や直筆のデザイン画など
Ritzwellらしい美しい空間が広がっていました。
いよいよ工場見学となるのですが、
工場のご紹介をする前に少しだけRitzwellのご紹介をしたいと思います。
Ritzwellは1992年に創業。
『Ritzwell』の意味は、好きな場所・好きな言葉を合わせた造語とのこと。
日本とイタリアのミラノに拠点があり、
イタリアで開催されているミラノサローネでは15回も出店されています。
出店するだけでも難しいミラノサローネ。
その中でもメイン部分となるホールでの展示はアジアRitzwellだけとの事。
凄いことですよね!それだけ世界が注目しているブランドということですね!
いよいよ工場を見に行くのですが、
工場に行くまでの通路にもRitzwellのこだわりがたくさん詰まっていました。
まず通路で出迎えてくれるのはドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャの像。
その吹き抜けの通路を抜け2階に行くと
『床の間展示』と言う方法で展示された椅子が置かれていました。
この『床の間展示』とは、人の目線に合わせた少し高い位置で展示されている事で、
座面の裏や脚など通常では見づらい細かな部分まで見ることができました。
ミラノサローネでもこの展示方法で展示されていたとの事で、
展示の仕方一つにしても来場者のことを考えられていることが凄く伝わってきますよね。
工場では『裁断』『革の検品』『縫製』などの作業が行われていました。
中でも私が一番気になったのは革の検品でした。
普通だとつぐような部分もRitzwellでは革一枚で作るとの事。
牛一頭からとれた革を一つ一つ時間をかけて、
引き延ばしながらキズを探す作業はとても丁寧で、
小さな傷でもついている革は見える部分では使用できないとの事にとても驚きました!
裁断の部分ではプロジェクターで影を映して裁断されていて、
効率よく型紙を配置させながら裁断する姿は見ていてとても気持ちがいいものでした。
縫製部分ではギャザー専用のミシンや、厚手の革専用のミシン、ロックミシンなど、
普段ではあまり見ることのできないミシンを使用して縫製をされていました。
あれだけ丁寧に検品した革に針を通すというのは、
当たり前ですが絶対に間違えることができなくて、
私はプレッシャーでドキドキして上手に縫う事ができなさそうです、、、。
その他にも、革を手作業で針と糸を使って丁寧に縫う作業など手仕事でされている部分も多く、
一つ一つ丁寧にこだわりながらRitzwellの家具が出来上がっていることを実感しました。
そしてそこまでこだわって作られているからこそ、
日本ではもちろん、国外でも愛されるような商品がたくさん出来上がるんですね!
今回このような体験をさせて頂いて、
私が想像していた以上に使う人のことを考えて真心こめて家具が出来上がっていることを知り、作っている人のことを忘れないで家具を大切に長く使いたいなと思いました!
ご対応頂いたRitzwelの皆様、本当にありがとうございました。
今回ご紹介したRitzwelの家具はワイズデイにてご覧いただけます。
この機会に是非ご来店くださいませ^^