PH 3½-3 ペンダント

1920年代から30年代初頭のポール･ヘニングセンのオリジナル設計図にもとづくデザインで、彼の有名な“3枚のシェードを使ったPHランプ”のアイディアを忠実に再現しています。「シェード形状に対数螺旋というカーブを用い、そのシェードを3枚組合せ電球の眩しい光（グレア）をカットし、同時に、それらのシェードは光が必要とされる場所・方向に光を効率良く反射してとどける」 という合理的・機能的なデザインは、今も価値を失なうことなく美しい光を発します。ルイスポールセンではポール・ヘニングセンの120回目の誕生日（9月9日）を記念してPH 3½-3 ペンダントを発売しました。PH 3½-3 ペンダントは、1920年代後半から1930年代初めのヘニングセンのオリジナルの図面に基づいており、彼の有名な3枚シェードのシステムでのデザインです。
このペンダントは金属製のシェードで、グリーン、イエロー、レッド、ホワイトのヴァリエーションを揃えています。ソケット収納部分は銅製で、シルクマットブラウンの塗装仕上げ。どの色も、ポール・ヘニングセンの色彩観に基づいています。デザイナー自身と同様、多彩です！さらに、各シェードのエッジは巻加工を施して白色塗装されており、おなじみの3枚シェードにアクセントを加え、美しい輪郭が楽しめるのも特徴です。
シェードはデンマーク、ヴァイエンのルイスポールセン工場で、自社の職人によりプレス加工されますが、その技術はごく数人しか使いこなせない貴重なものです。
発売から80年以上を経たこの照明は、モダンな要素とクラシックな要素を併せ持っています。また、控え目な魅力があるとともに照明として機能的なので、幅広いインテリアデザインにマッチします。PH 3½-3 ペンダントは、デンマークの照明デザイン史における傑作です。単体でも他の照明と一緒に使用しても美しく、点灯時も消灯時も、あらゆるインテリアのアクセントとなります。